蜂蜜の壺

愛の溜まり場、言葉の液垂れ

最近のこと、ラブリーな独り言

おひさしぶりです、はにたんです

 

ギフテッド発売されたね、実は買えてない…。買えてないくせに一丁前に最近のことを、なんとなく残したくなったので残そうと思う。

 

推しは全く関係ない、エッセイ的な独白です。黒歴史になるやつじゃん。いやん。あはん。

せめても、人間観察が好きな人の、眠れない夜の肥やしになりますように。

 

 

てのも、なんか最近私随分変わったなあと思うことが多くて。考え方も感じ方も、この半年間いくらかでだいぶ変わった気がする。

 

一人暮らしして生活費も娯楽費もなにもかも全部自分のお金で生活できるようになったのが1番の「環境的な変化」なんだけど、それに伴ってめちゃめちゃ「精神的な変化」がもたらされた。マジで、本当に、デカい。

 

自己選択、自己責任、なにもかも自分で選んで文句言っても自分に返ってくるだけ。

使いすぎて食費を切り詰め………ることはまだ何故か起きていない………。

なんせ残業代が固定給の半分以上出ているから(※今月なんてサビ残入れたら70h越したよ)。なのでまだ痛い目は見てないんだけど、まあその感覚ってのは養われてると思う。

 

これが、多分、恋愛にも及んでいる。でもこの繋がりってのがうまく言語化できないんだけど

 

・「嫌われたらどうしよう」がなくなった。"嫌なら離れようお互いその方が幸せだし、恋愛は差し色だ"と思うスタンスで生きている

・好きって言葉で相手を繋ぎ止める癖がパタリとなくなった

 

という変化が恋愛に及んだ。これ結構デカくて。だってもう精神的弱弱の2大巨頭みたいな感情じゃん。

 

 

そしてそんな状態で出会った彼にも恵まれたような気がしている。気がしている、じゃないな、間違いなく恵まれたな。

 

 

夏くらいに高校の友達と「引き寄せ」について話してた。

もとい、私は小さい時から恋愛ドラマに恋愛小説に、どっぷり浸かって生きてきてしまったがために、「飄々としているけれど繊細な感性を持ち合わせている」とかいう、ホコタテばりの特性を併せ持った男への憧れが消えなかった。

 

推したちはかーーーなりそれを叶えてくれていると思う(ex.増田貴久、中村倫也、ミンユンギ、けもなれ(ドラマ)の恒星さん(松田龍平))

 

だから私はこの夏、遊んでいた高校の友達に最寄駅でバイバイと手を振りながら誓った。

 

「私、絶対に私にとってのイイ男、引き寄せるから_______」

 

 

いや本当に、半分冗談だった、ごめん、ちょっと(かなり)際どいスピリチュアルな言動をしてた、ごめん、友達

 

でも本当に引き寄せちゃったんだよ

 

めっちゃ飄々としててフランクで、でも同じように瞬間的なものに心が動く人

 

私はせっかちで勢いもそこそこあるタイプ、彼はゆっくりじっくり進めたいタイプ。

私は基本的に従順属性、彼は基本的に飄々としてる。

私は石橋叩きまくる、彼は迷わず進む。

 

めちゃくちゃ反対にいるしお互い各自で矛盾した性質を持ってるんだけど、

好奇心旺盛・日常の何気ない瞬間が好き・良いと思うものが似てる感性おかげで、毎日を過ごすにあたって心地が良い。

 

実際初めて電話した時から会話が止まらなくて、今でもあっという間に時間が過ぎてしまう。し、お互い気楽さに感動してビビっときて付き合い始めたみたいなところがある。たぶん。まあ…アタシは、顔も好きだけど。。彼は私の顔好きなんだろうか……知らん……

というか私、今、自分の顔面の評価に対して知らんって言ってる。天変地異起きそう。

いやいや、そりゃだって、高校生の頃のトラウマから見た目に対する評価が絶対になりかけてて、いわゆるルッキズムに囚われたくってた私だから、「横顔不細工だから横に立たないでくるぇ〜」って思うのも常だし、仕事帰りに会えば「メイク崩れてるし前髪割れとるんじゃ〜い」って悲しくなるんだ。Chu!可愛くなくてまじでごめん。

だけど、私の良さ、可愛いところじゃないから!!!

これも仕事のおかげである。ミスもたくさんするけど、私、働いて職場でコミュニケーションとってお金もらって、世の中回してんのやって気持ちがあまりにも私を救ってくれている。宗教か?こうして社畜が出来上がっていくんだな。でも私にとってものすごい安心材料なのだ。この環境が。

ほらまた大きく変わってる。やばいよ。大丈夫?変わり過ぎじゃない?ちょっとちょっと、運命変えちゃってんじゃないの〜???

 

ああそんなことはどうでもいい。彼のもっと好きなところが細かくたくさんあるんだ。本当はめちゃくちゃ呟きたい、言いふらしたい。でも、私だけが彼のそういう一面を抱えていたいって気持ちが、ちょっとだけある。こんな気持ち抱いたのもちょっと初めてで戸惑っている。

 

そんでもって、相手に伝える「好き」って言葉がここ半年で本当に重くなった。喉の上の上の方まで、もう言いたくて仕方ない気持ちは昔と一緒。好きって言いたくて(喉にモノつかえたんと違うか…?)くらい心臓がムギュ!と潰されるくらいの好きって気持ちは、今までの恋愛とも変わらない。でもその言葉たちがどうしてだか、全然出てこない。

かっこいいなあと思った時、優しくて沁みた時、楽しくて一緒にはしゃいじゃう時、良さがわかってるなぁと共感する時、全部喉の入り口まで「好き」が出かかって、急ブレーキを踏む。

 

「好き」と伝えることが、私の恋愛にとって重要じゃなくなったのかもしれない。

「好き」であることはものすごい強いけど、同時に「好き」であることだけでは乗り越えられないことがたくさんあるって知ってしまったから、今感じている大事な気持ちたちを、「好き」とひとくくりに、同じにしたくないのかもしれない。

 

そういえば彼も言わない。でもどこか行ってお土産を買ってきてくれると居なかった時間も考えてくれたことがわかるし、自分の意思を持って私と話したい・会いたい・泣いてほしくないって伝えてくれるから、その表し方を私も見習いたいなと思う、伝えるのが上手だなあと思う。

 

なんだろうね、愛なのか、これが……

私は愛をまだあまり知らないのかもしれない、彼は私の知らない愛をたくさん持っている気がする、一緒に過ごして知りたいなと思う

 

ここ1ヶ月であまりにも私の仕事が忙しくなってしまって、ついこの間の日曜日も私が仕事をしなければいけなくなってデートが流れちゃった。次会えるのは来週だから、ほぼ毎週コンスタントに休みに会ってたから実はちょっとだけ耐えられない。西野カナになってる。

心から好きだから震えてるのか、まだ少し依存性が残ってるからなのか、どっちなのかわからない。わからないことが少し怖い。でも忙しさに目を瞑らせてもらっている。そんなこと考えてミスなんてしようものなら、私を今支えている「仕事をしていることによる自立」という軸が折れてしまう。

 

 

あれ………待って…………これ仕事に依存してない……………???

ちょっと今耳元で何かが囁いたような気がする。だけど今は無視をする……

 

 

実際付き合ってから心が脆くなった。しんどくなったらいつでも連絡していいよなんて言って、同じ会社なもんで本当に助けてくれてしまうので、どんどん心が崩れていく時がある。

 

でも、本当はもう崩れかけてたかもしれない。推しのインスタにいいねを押す気力すらない毎日。きっともう折れてたところ倒れ込んだに等しい。

 

申し訳ない。私は彼のことを何も支えたりできている気がしないのに、ずっと支えてもらってばっかりいる。

 

だけどね、ちょっと私は強くなったから、お互いが無理しないペースでなるべく長く一緒に居られたらなと思ってる。これはせっかちで不安定だった私が、経済的自立と落ち着いてる彼のお陰でやっと手に入れられた感覚なんだなって、さっき長風呂をしながら思いました。

 

 

 

こんなことを言っておきながら、どうしようもなく、この人との未来が終わってしまったら嫌だという気持ちにたまにすごい勢いで呑まれる。夜洗濯物干してる時とか、寝ようと枕に顔を預けた瞬間になぜか大粒の涙がボロボロ溢れる時がある。爆発するタイミング謎だけど。

けど、この気持ちも大事にしたいなと思う、多分それくらい私は相手に無償の愛を持つことができているという証拠な気がするから。無理にこの涙を"よくないもの"として扱いたくもないんだ。

 

私、こんなところ辿り着いたんだなって最近思うんだよね。そう、最近のこと…、ロマンチックに語っちゃったよラブリーな夜だね