蜂蜜の壺

愛の溜まり場、言葉の液垂れ

2020年5月、初めてジャニーズ(NEWS)にハマった話

みなさん、お久しぶりです、はにたんです。いかがお過ごしでしょうか。

さーて、腰が重かったけどもう今年終わっちゃうし、2020年NEWSに沼った話を書くぞ!!!

今年は本当によくわからん年になったね。去年の2019年12月の今頃なんて、こんなことになってるなんて思ってもなかったや。

 

こんなこと。

 

その「こんなこと」は、確かに新型コロナウイルスがメインではあるんだけども、自分のこの状況も含まれておりまして。いや、そうこんな「推し活」にのめりこむなんて……………。

 

今回の記事は早々と本題へ。ってか、本題にいってからも長いからさ。

NEWSとの出会いは今年2020年5月上旬。5月3日とかそこら辺だったかな、Twitterのリア垢の方で、その当日5月3日放送の「関ジャム」の動画が誰かしらによりRTされてきて、それが「ヒャダインプレゼンツ、ジャニーズトンチキソング特集!」みたいな内容だったんだよね。

 

まあちょっと前提として自分の話をちょろっとすると、また別に記事として残そうかなと思ってるんですけど、私はもともと俳優を昔から追いかけていた民でして、ジャニーズって本当に興味がなかったんです。恐ろしいくらいに。いやまじで。明確に今までハマってきたものといえば、俳優(2008年〜)・アニメ(2011年〜2014年くらい)・ボカロ(2010年〜2014年)・邦楽ロック(2011年〜)という感じ。ただ、音楽は小さい頃から好きだったので、どの時代も音楽はなにかしらにハマっていたわけですが、そうここがポイント。音楽なんです。

関ジャムって音楽番組ですからね、誰がRTして回ってきたかはもう覚えてもないんですけど、まあ軽い興味もあり再生してみたんです。「ジャニーズどんな歌うたってるのかな」って。

一応俳優好きだとドラマやバラエティ番組など必然的に見ることになるので、芸能人とかジャニーズも一応たくさん知ってる方だからね、ああNEWSね、「weeeek」とかの人たちかと。6人だったよね、テゴマスはミソスープの人たちだよね、小山はキャスターしてたよね加藤は小説家してるよねってとこまでは把握はしてましたよ。そんな前提知識が頭の中を駆け巡ってるなかで再生してみたわけです。(ちょっとこちら引用・挿入させていただきます、断りなく申し訳ありませんが………!)

 

 

 

「エイヤーエイヤーエイヤーアーアーアーーー♪」

テンテレンテンデーデーテンテレンテンデーデー・・・

「チュムゥ!!!」

 

 

!?!?!?!?

 

待て、なんだこの曲。

イントロからなんだこの曲。

超〜〜〜インド🇮🇳カレーしか浮かばん🍛🐘

 

ヒャダインさんの注釈によれば「イントロ〜Aメロまでゴリゴリの妥協なしのインドサウンド。しかし急にBメロ『ガンジスのほとりで君をみた〜♪』からJ-POP。」とあったのでBメロまで耳を傾けてみる。

 

「ガンジ〜スのほとりで〜き〜みを見〜た〜♪」

 

わあああああああああああああ!?!?

急にJ-POPじゃん!!!!!???

 

・・・・・・・なに、この曲。

・・・・・・・こんな曲アリ!?

 

Aメロまではいわゆるゴリゴリのインド音楽の調べ・雰囲気。なのにBメロから、こんな簡単に、こんな違和感なくJ-POPに一瞬で切り替わるなんて、この曲・・・恐ろしい、こんな違和感のない二国融合音楽、そんなことあってたまるか・・・!!!!!!家の近辺を「チュムゥ〜!!!!」って叫びながら駆け回りたい衝動に駆られましたよ。(もうこの時から大体の感情が大げさだし情緒が鬼。)

 

なんか色々たぎりましたね。

 

久々だった。こんな楽曲に対して「うわあ」って気持ち抱くのなんて何年ぶりだろう。気づけば2015年以来か。今や私のルーツの一つとなったバンド、UNISON SQUARE GARDENの楽曲に出会ったとき以来だったような気がする。「なんだこの曲は…………!!!」という感情は。

 

まあそんなんで、普通に生きててあまりそんなトンチキな曲に出会う機会なんてなかったので(みんなないと思うけど)、めちゃめちゃ衝撃。もうその後ずっと頭の中「チュムチュム」。ずっとインドと日本を行ったり来たり。脳内の飛行機マイル貯まりまくり。数日のフライトでファーストクラス乗り放題。パスポートないし外国行ったことないけど。

 

当分チュムチュムに浸ったわけですが、「こんないい曲をジャニーズは歌ってんのか・・・!」と考えを改めまして。改めるって本当になんか失礼な表現で申し訳ないんですけど、もともとジャニーズにまじで興味がなくて、なんならぶっちゃけ、ジャニーズに対して「顔はいいもんね」って偏見というかすこし斜めに見てた節があったんです。すみません、アイドルたるものを少しかじるようになった今、この考え方は非常に浅ましいんですけど、、、当時まではそういう風に思ってたもので………。だから本当に衝撃というか、楽曲でここまでやってくるのかと。(いやここまでで出てきた楽曲「チュムチュム」だけなのに、それでこの衝撃やばくない?って話なんだけどさ)

 

それからはYouTubeでNEWSの曲漁りに励む日々。もうこればかりは違法アップロードのおかげ。法学部生としてあるまじき発言ですが。「チェリッシュ」「チャンカパーナ」「UR not alone」「夜よ踊れ」「AVALON」が特に記憶に残ってるな。でもYouTubeの動画といっても、ライブの写真とか宣材写真がペタっと貼られているのみの動画だったから、曲だけ。だけど曲がいいって本当にすごい。私はもうこの時点で一つのアーティスト集団としてのNEWSが大好きになってたんです。

 

さてそんな感じで数日過ごしてようやく、音楽番組でチュムチュムを披露している動画を見るわけです。ここで初めて。それもすごいと思うけど。そしてそれを見た私の感想

 

加藤シゲアキ、すごい綺麗〜〜〜〜〜〜〜!!!???

 

そうまさかのシゲ。でもね、NEWSファンなら「あーはいはい」ってなるよね。チュムチュムといえばターバンシゲ、ターバンシゲと言えばフェルメール。すごい綺麗だから、最初目に留まったのはシゲだった、んだけど、ここで増田担になったんですよね〜摩訶不思議。

本当にビジュアルで惹かれたのは間違いなくその時はシゲだったんだよ。でもその動画を何回も見ているとなぜだか、黄色いターバンの人にも目が行ってたんだ。Bメロ後半「その唇に触れたいよ♪」って歌いながら、赤茶色のさらさらな髪、ぷっくり涙袋、ニッコリしてふわふわほっぺたに押し上げられた目…………なんだこの人私にないものを全て持っている。あれ、この人はたしか「ますだ」。ふーん、ますだ、ますだね………。

 

気付いたら画像検索ですよ。もうわかるでしょ。画像検索なんて、もう、もう沼ですよ。だいたいオタクってさ、画像検索かけたときには時すでにお寿司🍣みたいなとこあるよね。

 

っていうか、下の名前「貴久」だったんだ。というレベルだったんだけど、もう数日で情報をかき集めました。アンサイクロペディアとかもう最高だったよ。

まあここで増田さんの魅力を多く語ったところでなんだけど簡単にあげれば

・とにかく顔と体格のギャップ。涙袋、これ私のTwitterからこのブログからなにからなにまで使ってますけど、私本当に涙袋がない民なので超うらやましくて。笑顔がリ`▽´ノリってこの顔文字通りなのもすごいし、なによりそんな33歳にして年確されてしまうほどバブバブFACEなのに、身長グループ1小さいのにガタイがグループ1良いという、なにそのギャップ。誰でも落ちるわそんなん。わたしはひょろひょろの民なのでそれもうらやましい。容姿に関しては全て羨ましいという気持ちからこの人を推す感情が生まれている

・歌がすごい、甘い声からがなり声、ラップから、こっちが切なくなるほど詰まった声、とにかく表現力の鬼。声音や息の吐き方、言葉の発し方一つ一つでこんなに曲が変わるのかとびっくり。もうアーティスト・歌手やんけ、と。

・と思いきや最初はダンスで勝負してたくらいダンスがすごい。昔の「it's BAD」のダンス見て、「pumpkin」のバク転をみて、感動。キレッキレだしあの大きな身体を目一杯使うことで超ダイナミックな表現になる。すごい。

・内面が覗くところといえば、ホワホワしてるように見えてめちゃくちゃこだわってて芯強いところ。衣装作りの時なんてもう必殺仕事人じゃん、多分使いかたちがうけど。そしてなによりも「アイドル」であることに(いい意味で)異常なまでに強い意志を持っている。こちらが理解しきれないほど。アイドルである、ではなくて、アイドルとして「生きている」が正しいといえるくらい。

 

私の目に映ったはじめの魅力はそんなところ。性格とかどうでもよくて、まあ良いに越したことないし、実際現場とかで「まっすーいい人!」とか言われてるっぽいからいいんだろうけど、別にそこはどうでもいいんだよね。だって現実的に接するわけじゃないし。ただ、確実に「相手の立場に立つ」という考えは絶対に持っているな、ということが雑誌やラジオの発言からみてとれたので、そこも大変グッドなポイントだった。。

 

 

ああまさか私がアイドルにハマるなんてね。自分でもびっくりしたよ。まあ自分以上に周りはもっと「えっ、〇〇(本名)さんがジャニーズハマるなんて・・・!」ってびっくりしてたんですけども。

 

 

それからは、NEWS、増田さん、慶ちゃん、シゲの紡ぐ思いやら言葉やらをたくさん目にして耳にして、たくさんアイドルについて知って、考えさせられる毎日。それは今も。

 

ただ顔がいいだけじゃあ、ないんですね。というか彼らは顔がいいだけであることにコンプレックスを抱きがちというか、そんな贅沢あるかってこちらは思うんだけども、そういう人種はそういう人種で悩みも尽きないのかなと、その気持ちがわからないなりにも考えてみたり。まあこれはNEWSがっていう話ではないんだけど。

 

「ジャニーズ」って言われているけれども、ちゃんとフルネームで言えば「ジャニーズ・エンタテイメント」なわけで。

「エンターテイメント」ってなにかっていうと、weblio曰く「人々を楽しませる娯楽」「人の心を魅了して離さないもの」なんですって。

当たり前なんだけど、当たり前なんだけどこれって普通に考えてすごいことだと思わない!?

私は一人の人間として、なにか歌ったり踊ったり演出したり衣装決めたりすることで誰か一人でも楽しませることができるのかなって考えた時、そんな魅力と覚悟と強い意志はないなって即答できてしまうから。その自身の魅力をしっかり客観的に俯瞰して把握できて、なおかつ最大限にその魅力を振りまいていく、そんなエネルギー、どっからきてんのって、私感動しちゃって。

 

ライブやファンミ、ラジオ、雑誌、グッズ、ファンクラブetc.・・・たくさんエンタメの形があることを改めて実感したし、それは私が今まで触れてきた俳優業やアニメやロックバンドといった世界とは全く別のものでとっても新鮮だった。いや、全く別ものではないか。もちろん共通項はあったんだけど、なんていうのかな、向き合い方が違うというか。うーん、言語化難しい。とにかく衝撃的な出会いだった。

 

って!!!なんか薄っぺらいアイドル論語りかけたけど、もうそんな思いとかあとからついてきたもんだし!!!!ってかなんなら「アイドルってなんだ」なんて、実際某テイッさんが抜けて初めて壁にぶち当たったかもしれない。

 

ってか、春に色々と環境変化が生じて精神的疲労のキャパは越してたし、現世の恋愛でもうヘトヘトになってた私は、この「推し活」という一方的な愛の享受形態(これもまた追々記事に…)に藁をもすがる思いだった。「現世の男なんて信じられねえ、そうだハイパードリーム集団に貢ごうそうしよう!!!!!!!!!はあ顔がいい!!!!!!サイコーーーーー!!!!!ありったけの金くれてやらあ!!!!!!!!!」これが全ての原動だったので、こんなことになるとは……。

 

推し活を進めていく中で小さな感動はたくさんあったね。

 

まずオタ垢を作ること。これは同じ大学の部活の後輩ちゃんや同期がその存在を教えてくれたり勧めてくれたりしたおかげなんです。こうやって実際リアルの生活では絶対繋がりえない方々と同じ「推し」を通して、年齢や住んでる場所関係なく、推しについてはいわずもがなたくさんの気持ちや事柄を共有するようになって、めちゃくちゃ「縁」を感じた。コロナもあってね、なかなか人との繋がりが難しい年ではあったんだけど、そんななかでも語り合ってなにかしら活動してってできたのはすごいなあと。

 

あとね、グッズの梱包のさ、テープがさ、透明地にピンクの星がたくさん舞っててそれにも感動した。「えっ、こんなところまでかわいいの?」って。あとファンクラブのカード、グループごとに違うとか。あとなんだろう、投げキス・・・?テレビで推しが投げキスしてることにびっくりした。俳優とか投げキスとかせんからさ・・・。なんか色々カルチャーショックがあったよ。。

 

そんなこんなで今年春にハマって、その当時の感動をそのまま文章にできたかというと、、多分30%もできていない。もっと鮮やかでもっと電撃的な感動だったんだけど、どうも半年以上経ってしまうと鮮度が落ちてしまうらしい。人間の適応能力にもはや感動している、こんなに慣れてしまうのかと。もうすこし早く、夏休みあたりに書けていたら。。。

そんなん言ったてしょうがないので年内にまとめられただけでもマシか。いやもうほとんど「チュムチュム」のことしか書いてないんだけど。でもそんだけ私の中で「チュムチュム」がね、大事な出会いの曲になったんですよ。NEWSというグループがアイドルとして音楽活動をしているわけだから、何十万人とファンがいて、その一人一人に大事な曲があるのは当然ですよね。その一曲が私にとったら「チュムチュム」だったんです。さっきからチュムチュムチュムチュムうるさいなあ!!!!!!!はあ、チュム!!!!!!!!!!!!(CV:小山慶一郎

 

また長々と書いてしまいました。今この時点でね、5880字。ここまで読んだ人いたらちょっと感動する。金一封か増田さんの胸筋あげたい。とりあえずこんな感じで、少しは忘れないように残せたのではないかと思う。NEWS史としてはもっとたくさんのことがあったな。けどそれはもっとね、うまく月年表とかにしてくれてる方がいると思うんで、得意な方に任せてそれを拝見し振り返らせていただきたいと思っとります。だからここでは個人的な備忘録を。

 

2020年、色々あったけど、私的には良い1年になったよ!!!!!!!NEWS!!!!増田さん、慶ちゃん、シゲ!!!!!!!そして一ヶ月だけだったけど、手越!!!!!!!ありがとう!!!!!!!!!!